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●見積もりよりも高額になる理由

水道修理を業者に依頼すると、見積もりよりも高い料金を請求されるということもよくあります。

しかしだからと言って、その業者が悪質業者だったとは限りません。

見積もりよりも費用がかかるのに理由があるからです。

一つは料金相場の項でも述べたように、修理費と出張料が別の場合です。

見積もりでは修理費がいくらになるのかで出張料については言及しないので、

その分見積もりより高額になることもあります。

これは客と業者の認識のズレであり、説明不足ではありますが悪質業者とまでは言えないでしょう。

他には水漏れの原因が想定と違った場合です。

見積もりの時にはパッキンを交換すれば大丈夫だろうと判断したものの、

パッキンを交換するために分解してみたら蛇口自体に問題があった場合、それごと交換する必要があります。

そして消耗品のパッキンと比べると、当然蛇口は高額なので、それを交換するとなれば修理費も高く付きます。

どこの蛇口なのかでも変わりますが、キッチンや洗面所の蛇口なら安くても2・3万程度、

お風呂の蛇口なら5万円ほどかかりますし、蛇口の値段次第ではそれ以上掛かることもあるでしょう。

●自分で水道修理をして節約は可能？

ネット上には水道修理の記事や実際修理しながら説明する動画などもありますし、

ホームセンターやネット通販で道具も購入できるので、簡単な修理であれば自力で直すのも不可能ではありません。

ただし、水漏れの原因で一番多いのは交換も容易なパッキンの破損ではありますが、

それ以外の理由で水漏れしている可能性もあります。

そしてパッキンやバルブカートリッジの交換、緩んだパーツの締め直し以外の修理は素人には荷が重く、

手が出せないことも多いです。

ネットの情報であれこれと対策しても水漏れが直らず、

業者を呼んだら水漏れの原因が全くの見当違いだったということもあります。

修理費用を抑えるために自力修理を試みるのも悪くはありませんが、

ダメそうだったら早々に諦めて専門家である修理業者を呼んだほうがいいでしょう。

まとめ

水道修理は業者に依頼する場合、出張料もあわせて5000円から1万円程度かかります。

優良業者でも水漏れの原因次第ではそれを大きく上回ってくるので、

水漏れが起きたら最悪数万円掛かることは覚悟しておくといいでしょう。