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寒くなるこれからの季節や、花粉や梅雨の季節など、部屋の中で洗濯物を干したい場面は意外に多いです。

しかし、部屋干しは場所を取ったり、カラッと乾かないなどのデメリットもあります。

そんなときは浴室暖房乾燥機を利用するのがおすすめです。

浴室内に干すので人目につかず、風を使って乾かすのでカラリと乾きますよ。

暖房・涼風機能を備えた機種もあり、バスタイムも快適になります。

今回は、浴室暖房乾燥機の種類やポイント、メリットなどについてご紹介します。

 

 

浴室暖房乾燥機は後付けが出来る

浴室暖房乾燥機は、浴室に後付けすることが出来ます！

ユニットバスはもちろん、タイル貼りの在来工法の浴室にも後付けが可能となります。

現在の浴室に換気扇がある場合は、その配線を用いて、大規模な工事をせずに設置が出来ますよ。

ただし、天井や壁に浴室暖房乾燥機を設置するスペースがない場合は、

設置が難しくなるため、施工業者へ確認しましょう。

工事は設置のための基本工事のほか、電気配線費用、開口部の調整の工事などが必要になります！

 

 

浴室暖房乾燥機は3種類

暖房乾燥機は主に下記の3種類となります。

 

天井埋め込み型［ビルトイン］

浴室暖房乾燥機を天井に埋め込んでしまう『天井埋め込み型』です。

薄型で見た目がすっきりしていることが特徴となります。

天井に埋め込めるスペースが必要となります！

 

天井付け型

『天井付け型』は、既存の換気扇を外し、代わりに浴室暖房乾燥機を設置します 。

後付けするのに適していますが、換気扇や照明との位置関係次第で、設置ができない場合もあります。

 

壁掛け型

『壁掛け型』は、天井ではなく浴室暖房乾燥機を壁につけます。

天井付け型と同じく設置が簡単で、また補強工事が必要がないためコストが安いこともメリットとなります。

 

 

浴室暖房乾燥機を設置する際のポイント

浴室暖房乾燥機を後付けで設置する際、 元々の浴室の状況により、注意すべきポイントが変わってきます！

 

ユニットバスに後付けで取り付ける

浴室暖房乾燥機がないユニットバスに、後付けで取り付ける場合は、

まず天井に換気扇や点検口が付いているかを確認しましょう！

換気扇のある場合、浴室まで電気が来ているため、

大掛かりな工事をせずに浴室暖房乾燥機を設置することが可能です。

設置の際は点検口から作業を行います。

 

既存のユニットバスの浴室暖房乾燥機を交換する

元々のユニットバスに浴室暖房乾燥機があり、その機材を交換する場合は、

同一メーカー・同一サイズの商品を使用することをおすすめします。

サイズやメーカーが同じであれば、交換の際に追加工事を行わず、そのまま設置できることが多いためです！

異なるメーカーの製品を使いたい場合は、

開口部の調整費用や電気工事費などの追加費用がかかる場合があります。

 

在来工法のタイル張りのお風呂に後付けで取り付ける

在来工法のタイル張りの浴室に後付けする場合は、

補強工事の必要のない壁掛け型の浴室暖房乾燥機がおすすめです！

天井埋め込み型は、天井の補強工事が必要な場合があるため、費用がかかる要因となります。

 

 

ユニットバスに浴室暖房乾燥機を取り付ける際の注意点

ユニットバスに浴室暖房乾燥機を後付けする場合、既存の換気扇との交換がスムーズとなります。

ただし、換気扇よりも浴室暖房乾燥機の方が大きいため、スペースが足りず設置が不可能な場合もあります。

そのため、事前にサイズを確認しましょう！

また、設置の前に、元々の換気扇が浴室専用のものなのか、

脱衣所やトイレなど2部屋・3部屋共有のものなのかも確認をしましょう。

それにより、設置する浴室暖房乾燥機の種類も変わってきます。

契約している電気容量の確認も重要となります！

容量が足りないと、使用の際にブレーカーが落ちてしまうこともあるので注意してくださいね。

 

 

浴室暖房乾燥機の交換時期は約10年

浴室暖房乾燥機は機械のため、故障や部品の経年劣化は避けられません！

使用頻度や個体差もありますが、寿命は約10年程度となります。

交換の目安は下記にてご紹介します。

 

異音がするようになったとき

『キュルキュル』『キシキシ』などの異音が聞こえる場合、浴室暖房乾燥機内のモーターの劣化が考えられます！

 

効き目が落ちたとき

フィルターの掃除をしても、風量が少なかったり乾燥暖房の効きが悪い場合は、故障が考えられます！