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ウッドデッキを設置する外構工事を考える際、「天然木」と「人工木」どちらの素材で施工しますか。

ウッドデッキは触ったときの質感や見た目、施工性やメンテナンス性も重要になるので、木材の特徴を把握したうえで外構工事はスタートさせましょう。

ここでは、木材についてご紹介するとともに、ウッドデッキに必要となる目隠しフェンスについて合わせてお話ししていきます。

木材について

天然木

天然木の種類は「ハードウッド」と「ソフトウッド」があり、ウッドデッキに適した木材はハードウッドです。

穴を開けたり、人が乗ったりするため耐久性の高さを考えます。ウッドデッキを作る際、床材、束柱に使用する木材の種類によって完成したときの仕上がりや耐久性が変わります。

ウッドデッキに適した木材はさまざま。

例えば、イペという天然木は高級感を出せ、耐久性が高くて虫に強い特徴を持ちますが、価格が高め。ウリンという天然木は耐久性や耐水性が高め、しかし加工性が低いという特徴を持ちます。

人工木

人工木は、天然木に似せて工業的に作られた木材です。

木粉やメーカー独自の素材を原材料に成型しています。

強度、質感、機能性を高めているため、外構工事での使用頻度が高めです。

ウッドデッキの利用目的

家の中でも外でもない少し一息つけるスペースは気持ちにもゆとりを与えてくれます。

基本的用途は、掃き出し窓から庭へ出入りできるようにすることで、リビングルームと庭の中間的な空間として使います。

天気の良い日に子どもやペットと一緒に日なたぼっこができたり、友人を誘ってバーベキューを楽しんだり、ベランダに日差しが届かない場合にはウッドデッキに洗濯物を干したりと、用途もさまざまです。

外構工事にてウッドデッキを設置する際、用途によっては「目隠しフェンス」を取り付けたほうが良い場合もあります。

目隠しがないと通行人や隣人からの視線が気になる場合や、小さなお子さんや放し飼いのペットがいるなら壁にもなる目隠しフェンスがあれば、ウッドデッキから落ちる心配もありません。

天然木や人工木、どちらもメリット・デメリットはあります。

使用頻度や用途に応じて素材を選びましょう。